初めて介護事業所管理者になった人が知っておきたい10のポイント


2021.01.10 |投稿者:神内秀之介

[ はじめに]

 ・なぜ今、介護福祉の職場にミドルマネジャーが必要なのか?

ちょうど2000年ぐらいから、福祉事業とは何かについてルールが示されている社会福祉法の度重なる改正や、高齢者支援の中心的な制度である公的介護保険制度の創設と定期的な制度改正や報酬改定、障害者支援分野では、支援費制度・障害者自立支援法・障害者総合支援法へと制度・法律成立と改正など、目まぐるしく変わり以来、利用者獲得競争の激化、少子・高齢化の進行、雇用形態の多様化、ステークホルダーからの要請の強まりなど、施設・事業所をとりまく環境はこの約20年間で大きく変化しています。

 施設・事業所はこのような外部環境変化に対応し発展を続け、事業を継続していけなければいけませんが、その際に要となるのは言うまでもなく人財(あえて人員ではなく人財と表現します)です。直接接遇職員(スタッフ)はもとより、とりわけ施設・事業所管理者(オーナーが直接している場合もありますが、被用者を想定します)、つまりミドルマネジャーがどのような人財なのかがとても重要となります。

 しかしながら、ミドルマネジャーをめぐっては、スタッフ不足や人件費の圧縮もあり「プレイング・マネジャー化が進んでいるため、自分に課せられた日々の業務(目標やノルマ)は概ね達成するが、日々の多忙な業務に追われて全体の管理や部下指導・育成が疎かになっている」といった声が多くあります。

 事業所の司令塔であるミドルマネジャーが日々の業務に追われて、本来求められる事業所全体の管理や、スタッフ指導・育成が疎かになることは、事業所の現場力や人材育成力を低下させ、競争力の減退を招きかねない重大な問題となっています。

 ミドルマネジャーが、本来期待され求められる役割を果たしやすい環境をつくることは、施設・事業所にとっては最優先の課題とも言えます。しかし組織として、施設・事業所管理者を養成したいけれども、どのように体系的に育成すれば良いのかわからない。または実際に施設・事業所管理者となったのはいいけれども、右も左もわからず何から手を付ければ良いかわからないという声も多く聞きます。

 そこで、このブログの連載では、ミドルマネジャーが獲得しなければならない様々スキルの中から基本的な「知っておきたい10のポイント」を取りまとめてみました。

 タイトルの通り初めて管理者になったみなさんが読んでくださることや、ミドルマネジャーを育成したいと思っている経営層の方々の育成ポイントや実務に取り組む際の参考として、これから毎週日曜日に配信したいと思います。

 来週から、1ポイントづつゆっくりとお伝えしたいと思います。2021年の3月末までに終了しますので、新年度に向けて丁度役に立つと思います。是非継続して読んでくださればと思います。よろしくお願いします。


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