❖入居者の安眠を妨げない見守りセンサー


2021.01.08 |投稿者:神内秀之介

 前回のブログに引き続きシチュエーションでのA I・I C Tソリューション導入による効果や期待できることについてお伝えしたいと思います。

 夜間在宅での利用者や施設での入居者の睡眠状態を可視化することができれば、在宅での定期巡回や施設での夜勤中の巡視などの必要度が格段に変化し、業務の在り方(ワークフロー)の改善に期待が持て、介護スタッフの心身に与える業務負担の低減に効果があります。それには、「見守りセンサー」の導入が有効です。

 見守りセンサーには、赤外線カメラやドップラーセンサー・音声感知センサー、ベッドの下に専用のシートを敷くものなどざまざまなタイプがありますが、基本的な共通の仕様としては利用者や入居者が、リアルタイムでどのような睡眠状態にあるのかが、P Cのモニターやスマートフォン・タブレットで確認できるようになっています。

 そのように睡眠状態が可視化できることによって、熟睡、安眠されている利用者や入居者の居宅や居室にわざわざ行く必要があるのか否かについて検討することが可能となります。

 その検討によって新たな判断やルール整備によっては、オペレーションを変更し訪問や訪室を減らすことになれば、夜間巡視や巡回の業務負担も低減され、利用者や入居者も安眠を妨害されなくて済むようになります。

 しかしただ単に、センサーをつけるだけでは監視と変わりません。当然ながら使用に当たっては、利用者・入居者本人及び家族などにも事前説明と使用の同意が必要です。

 そして、何よりも大切なのが、あくまでも見守りであって監視ではありません。そもそもこちらからいつでもどんな時にも覗き込めるものでは、プライバシーの侵害になる恐れがあります。

 機器そのものが、プライバシーを守る機能が不十分であれば運用でフォローしなければなりません。業務効率向上について導入前及び使用前にルールを検討すると同様に尊厳の保持のためのルールも盛り込みましょう。


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