❖そうは言っても、画面越しでは伝わらないことがある!
2021.02.11 |投稿者:神内秀之介
オンライン・オンディマンド・e-Learning等はとっても魅了的とは言え、メリットも沢山ありますが、課題もあります。研修そのものは普段異なったそれぞれの現場で頑張る職員同士が顔と顔を合わせて会うことができる交流の場です。
研修を行うことの副次的な効果として、職員間の仲間意識の醸成や施設・事業所・組織を横断したネットワークづくりなどが期待できます。しかし、これまでのブログでお伝えしてきたオンラインを活用した研修や面接などの場合、どこからでも受講できるので、一箇所に集まる必要がありません。そのため、仲間意識やネットワークづくりの効果が薄くなる可能性もはらんでいます。
解決策としての職員同士の交流の機会は別につくることなども配慮が必要かもしれません。
研修には、他者の知識や経験を学ぶ講座系の研修と、学んだ知識を実際に活用してみる実習(実践)系の研修があります。
オンライン研修は、PCやスマホを通して視聴するため、講座系の研修には向いていますが、実習系の研修には不向きな場合もあります。
解決策として、基本はオンライン研修も活用するが、三密を避け小規模・小集団であつまりロープレやワークショップなどハイブリッドで行うなどの工夫もできると思います。
また、最近では、以前紹介した技術のVR やA Rを活用した研修で、実習を行えるプログラムも用意されています。このようなVR・A Rのような最新のテクノロジーを導入してみてもいいかもしれません。
まだコロナ禍から、なかなか完全脱却とはいきませんが、アフターコロナ・ウイズコロナの新生活様式と合わせて、過ぎた時間は帰って来ません。立ち止まってばかりはいられません。新研修様式についても是非検討してみてください。