❖介護業界は、「量」も足りなけど・・


2020.11.29 |投稿者:神内秀之介

 何故、前回のブログで単純に介護や福祉に携わる「人」が足りないということではなく、「量」と表現したかというと、ここに今おかれている人材不足の課題解決の一つのヒントがあると思われるからです。サービス提供者側、特に介護保険サービスなどの制度事業では人員などの基準があり、どうしても人の数という縛りに囚われてしまいます。

 また、法令遵守やコンプライアンスの観点からしても当然のことですが、これらの縛りが現在、本来の介護・福祉に対する需要に応えらえる構図になっているかというと必ずしもそうではありません。制度ができた時の介護・福祉的需要と今の介護・福祉的需要では、量の増大は元より質も変質しているのです。

 そこでみなさんもすでにご承知のように、国も政策的に外国人人材の活用や元気高齢者(アクティブシニア・ベテランズ)の活用、女性の更なる活躍、障害者雇用、ボランティア活用などあらゆる施策が検討され、その解決策の一つにA I・I C Tの活用があるわけです。

 国による様々な制度・施策が検討されている中で、唯一A I・I C Tの施策だけがリソースとしての「人」の不足という課題に対して「人」そのもので対応するのではなく、モノ・仕組みで課題解決を提案しているところに重要なポイントがあります。また、そこが新たな取り組みとしての外国人介護人材の活用の導入障壁とは違ったA I・I C Tの導入がなかなか進まない理由とつながっています。

 さらに、先ほど触れた「量(需要に対する供給や人員基準・コンプライアンス)」としての介護福祉を捉えるだけではなく、「質」としての介護福祉の供給を考えた場合、AI・ICTが他の施策で期待される課題解決との棲み分けや親和性が期待できることに気づきます。そして、更にそこでもA I・I C Tの導入がなかなか進まない理由ともつながってきます。


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