神内商店の

24.「慣れ」と「その瞬間の価値」

介護の現場では、日々繰り返される業務やケアが「慣れ」によって効率化される一方で、その「慣れ」が本来の大切な価値を薄めてしまうこともあります。哲学者ヴァルター・ベンヤミンが述べた「複製技術」と「アウラ(オーラ)」の概念を介護に置き換えて考えると、見えてくるものがあるのではないでしょうか。 「繰り...

2025.04.26( 神内秀之介 )

23.介護のICT化時代に忘れてはならない「心」の話

現代の介護現場では、ICT(情報通信技術)の導入が進み、介護記録のデジタル化やAI技術を用いたケアの支援など、効率化が進んでいます。しかし、その一方で、「これからの介護は機械に置き換えられるのでは?」という不安や疑問を感じる人もいるかもしれません。こうした問いに対して、哲学者デカルトの視点が私たちに...

2025.04.25( 神内秀之介 )

22.介護現場での「実存的交わり」

介護の現場では、利用者さん、家族、同僚との意見や価値観の違いに直面することが少なくありません。時には否定的な見解がぶつかり合い、職場や人間関係に分断が生じそうになることもあるでしょう。しかし、ドイツの哲学者カール・ヤスパースが説いた「実存的交わり」の視点を取り入れることで、こうした分断を乗り越え、相...

2025.04.24( 神内秀之介 )

21.介護現場での「感情」と「事実」の使い分け方

介護の現場では、利用者さんやご家族、同僚との間で意見がぶつかり合うことが少なくありません。そんな時、「感情」を優先しすぎてしまうと、話が進まなかったり、誤解を招いたりすることがあります。一方で、「事実」だけを重視しすぎても、関係性が冷たくなりがちです。このバランスをどう取れば良いのか――そのヒントを...

2025.04.23( 神内秀之介 )

20.介護者として「自由に考える」楽しさを見つける

介護の仕事は、誰かの役に立ち、喜んでもらえる素晴らしい仕事です。しかし、「この先、自分はどう生きていきたいのだろう」「人生の指針はどこにあるんだろう」と悩むこともあるでしょう。そんな時、既存の答えにただ従うのではなく、自ら考え、自分だけの指針を見つける時間を大切にしてみませんか? 既存の答えに...

2025.04.22( 神内秀之介 )



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