介護現場で「素直な心」に耳を傾ける


2025.04.16 |投稿者:神内秀之介

介護の仕事をしていると、忙しい毎日に追われ、自分の気持ちや本当にやりたいことを見失ってしまう瞬間があるかもしれません。「なぜこの仕事をしているのだろう?」「自分のやりたいことって何だったっけ?」と価値観が揺らぐこともあるでしょう。そんな時こそ、理屈ではなく、自分の心に素直になり、自分の本音を問い直す時間を持つことが大切です。

理屈よりも「素直な心」に従う
私たちはつい、「やらなければならないこと」や「他人にどう思われるか」を優先しがちです。しかし、本当にやりたいことを見つけるには、理屈や損得を一旦脇に置いて、自分の心に耳を傾ける必要があります。「これをしていると楽しい」「これをしていると時間を忘れる」という感覚――こうした素直な気持ちが、あなたの本当にやりたいことのヒントになるのです。

「ついやってしまうこと」に注目する
本当にやりたいことは、実は日常の中に隠れている場合が多いものです。たとえば、利用者さんと会話している時に時間を忘れてしまう、同僚が困った時に自然と助けてしまう、ケアの方法を調べるのが楽しい――こうした「ついやってしまうこと」には、あなた自身が心地よく感じ、本当に大切に思っていることが詰まっています。今一度、そうした瞬間を振り返ってみてください。

気持ち良いことが、未来の道を照らす
本当にやりたいことは、特別な大きな夢である必要はありません。「これをしていると気持ちが良い」と感じる小さな行動の積み重ねが、あなたの未来を照らす道しるべとなります。介護の現場では、自分が何に喜びや達成感を感じるのかを意識し、その感覚を大切にすることで、日々の仕事をより意味あるものに変えることができるでしょう。

まとめ
価値観が揺らいでしまう時こそ、理屈で考えるのではなく、自分の素直な心に従ってみましょう。「ついやってしまうこと」や「気持ち良いと感じること」が、あなたが本当にやりたいことのヒントです。それを大切にすることで、より充実した介護の仕事や人生が見えてくるはずです。


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