孤独を介護者としての自分を高める時間に


2025.04.12 |投稿者:神内秀之介

介護の現場では、日々多くの人と関わり合う一方で、ふとした瞬間に「孤独」を感じることもあるかもしれません。仕事が忙しくても、家に帰れば一人だったり、悩みを共有できる人がいなかったり――そんな孤独な時間をどう捉えるかで、自分の成長や日々の充実感が大きく変わるものです。

孤独は「自由な時間」として楽しむ
「孤独」と聞くとネガティブな印象を持つこともありますが、実は、孤独は「自分と繋がる自由な時間」として活用することができます。介護現場では、利用者さんや同僚、家族など、他人のために時間を使うことが多いですよね。でも、ひとりの時間こそ、自分自身のために使える贅沢な時です。周りのために費やす労力を一旦置いて、自分が心から楽しめることや、自分を癒す時間を積極的に過ごしてみましょう。

自分を知り、自分を高める機会に
孤独な時間は、自分と向き合う絶好のチャンスです。たとえば、趣味に没頭する、リラックスできる環境を整える、自分の好きな音楽や本に触れるなど、自分の心や体が喜ぶことを見つける時間にしてみてください。そうした取り組みを通じて、自分が何を大切にしているのか、何に喜びを感じるのかがより明確になります。そして、その時間を重ねることで、自分自身の価値や可能性に気づき、自信を深めていくことができるでしょう。

孤独が「人との時間」をより豊かにする
自分と向き合うことで得られる気づきや成長は、その後の「人との時間」をさらに楽しいものにします。孤独の中で得たエネルギーやアイデアは、人と共有したり、現場での新しい視点として活かすことができるからです。孤独な時間が充実すればするほど、人とのつながりもより深く、意義あるものになるのです。

まとめ
孤独は、決して避けるべきものではありません。それは、自分と繋がり、自分自身を高めるための大切な時間です。介護という人を支える仕事をしているからこそ、その基盤となる自分自身をいたわり、成長させる時間を意識的に作りましょう。その結果、あなたの人生も、介護現場での時間も、より豊かなものへと変わっていくはずです。


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