❖リスクを理解してBYODを!


2021.01.21 |投稿者:神内秀之介

 時間や場所を選ばず作業ができることはBYOD導入の大きなメリットですが、裏を返せば、BYODによって業務時間が際限なく拡大する危険も孕んでいます。

 BYODを正しく活用するためには、情報漏洩や職員の長時間労働をいかに防ぐかを想定して、事前に検討し決めておかなければならないでしょう。

 すぐにでも導入したいBYODですが、個人所有の端末を業務にも利用すれば、端末の不適切な管理による紛失・盗難や、外部からの違法アクセスによる情報漏洩のリスクが生じる危険性は高くなります。

 個人端末の業務使用を認めるには、メールの送受信やファイル閲覧の際に個人端末から機密情報が流失することがないよう、それぞれの端末を管理するシステムを構築する必要があります。

 具体策として、端末を紛失した場合に「その端末の所在地の確認」できる機能や「端末をロックする」機能、「端末内のデータ消去」などを遠隔操作で行えるようにしておくことが有効です。

 一度情報漏洩が発生すると、事業所・施設の信用度はガタ落ちとなります、個人端末の管理がかえって職員の心理的な負担になる可能性も発生します。

 BYODのメリットである、生産性向上やリモートワークへの順応、デバイスにかけるコストの削減を安全に早期に実現させるためには、くれぐれもセキュリティ対策はしっかりと講じることを注意して下さい。

 また、通信費や業務での買い上げ分の費用負担についても事前に職員と確認を取り、施設・事業所側と職員が相互に気持ちよく活用できるように配慮することも必要となります。

 利用者や入居者並びにご家族等の心情を思うと、急いでなんとかしたくなるところですが、焦らず必要事項を決めてから、リスクを低減させてからご活用ください。


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