❖人的サービス至上主義から脱出せよ。


2020.12.13 |投稿者:神内秀之介

 連続小テーマの「A I・I C T導入の阻害要因や普及しない理由」の5つ目最後ですが、現場の価値観が人的サービス至上主義を理想としていることがあげられます。

 介護・福祉の現場には、心のこもったサービスを行うことこそが素晴らしい、最高だという思いがあります。また手当てと言う言葉が示すように手の温もりで安心感を得て、表情や状態がよくなる効果があることがあります。

 寄り添うことや共有する時間を大切にし、I C Tのシステムを活用することやP C・タブレットを使うよりも、個々の利用者・入居者などと接していたいと想いがあります。

 当然支援をする上で前提となる大切なことですが、この思いが強過ぎてI C Tや介護ロボットなどを導入する大きな阻害要因となっていることがあります。

 しかし、実際はI C Tの導入如何に関わらず現状でゆっくりと利用者・入居者などと関わる時間を確保できているでしょうか。またサービス提供者側として心理的精神的にゆとりを持って思いやりなどを持って常に接遇することができているでしょうか。

 もう一度それぞれのサービス提供のあり方を見直した時に、理由なきできない言い訳をしていないでしょうか。また、ロボットやシステムは冷たいものだとの先入観で拒否していないでしょうか。

 A IやI C Tの導入はゴールでも目標・目的でもありません。食わず嫌いで端から拒否するものでもありません。I C Tソリューションの導入効果の良し悪しは、導入する側の力量や想像力にかかっています。紹介した代表的な阻害要因を振り返り、活用できるものは躊躇なく大いに活用いただければと思います。


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