介護者として自分の「ヒーロー」を見つける


2025.04.14 |投稿者:神内秀之介

介護の現場では、同じような困難や試練が何度も訪れることがあります。介護者として利用者さんやご家族、同僚を支える中で、自分自身が疲れ果て、心が折れそうになる瞬間もあるかもしれません。でも、そんな時、外部の何かに頼るのではなく、自分の中に眠る「ヒーロー」を呼び起こすことができたら――その試練を乗り越える力が湧いてくるのです。

ヒーローは自分の中にいる
困難に直面した時、多くの人は「誰かが助けてくれるのを待つ」ものかもしれません。しかし、大切なのは、自分の中にヒーローがいることに気づくことです。自分が信じる価値基準や信念を持つことで、「自分は何を大切にしているのか」「なぜこの仕事をしているのか」という軸が明確になります。そして、その価値基準こそが、あなたの中のヒーローを目覚めさせる鍵になるのです。

自分だけの価値基準を作る
介護の仕事には、正解が一つではない場面が多くあります。同じ試練が繰り返される中でも、自分だけの価値観や基準を見出すことで、ブレずに進む力が育まれます。例えば、「利用者さんの笑顔を最優先に」「チームの雰囲気を良くする」など、自分が大切にしたい軸を持つことで、試練を試練と感じにくくなり、むしろその状況を自分らしく乗り越えるためのチャンスだと捉えられるようになります。

「今の自分」を超えるためのプロセスを楽しむ
試練は、あなたをさらに強く成長させるためのプロセスです。新たな課題に直面した時、「また同じことの繰り返しだ…」と落ち込むのではなく、「これを乗り越えれば、今の自分より強くなれる」と考えてみましょう。そうすれば、困難を克服するたびに自分の中のヒーローがさらに強く、頼もしく成長していくのを感じられるはずです。

まとめ
繰り返し訪れる試練に心が折れそうになった時、外の助けを待つのではなく、自分の中にいるヒーローを信じてみてください。自分だけの価値基準を持ち、その軸を頼りに進むことで、あなたは今の自分を超え、さらに力強く生きられるようになります。試練は、あなたを成長させる人生のヒントなのです。


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